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997話

花媚娘は思いもしなかった。趙柱根が彼女の玉のような指先に舌を這わせるなんて。思わず玉足を引っ込めようとしたが、既に趙柱根に体を固定されていたため、玉足を彼の腕から解き放つことはできなかった。

「いやだぁ、そんなところ舐めちゃダメ...汚いわ」と花媚娘は甘い声で言った。

その言葉を聞いた趙柱根は、玉足を舐める動きを止め、鼻先で彼女の細い足先の香りを嗅ぎながら、呟いた。

「義理の妹よ、何を言っているんだ。お前の体は、私にとって一つも汚いところなどない。一つも不潔なところなどない。本当だよ。お前の足はとても美しい。たとえ汚れていたとしても、私が綺麗に舐め取ってあげる」

そう言いながら、趙柱根は...