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986話

「こんな感じ、好きかい？私のかわいい義妹」柱根は水のように柔らかな声で媚娘に問いかけた。

媚娘は恥ずかしそうに小さく頷いた。顔は真っ赤で、声は蚊のように小さく、ほとんど聞こえないほどだった。

「私の可愛い義妹、愛してる」

柱根は媚娘の白く柔らかな肌を優しく撫でた。

自分がこれほど情熱的だったとは思わなかった。媚娘を初めて見た瞬間から、彼女から漂う雰囲気に惹かれていた。だからこそ今、柱根はこれほど感情を込めて告白していたのだ。

「私も愛してる」媚娘は指先で柱根の頭を軽く叩きながら、甘えるように言った。「あの時から、ずっとあなたのことが頭から離れなかったの。まさか、こんなに経ってから結ばれるなんて...