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978話

花媚娘は趙柱根の嬉しそうな顔を見て、何か悪だくみをしていることは分かっていた。しかし今の彼女は、危険が一歩一歩と自分に迫っていることを感じるどころか、むしろ心の中にはちょっとした興奮が湧き上がっていた。

「いいわよ、趙柱根。あなたの要求、聞かせてちょうだい」

趙柱根は花媚娘の愛らしい顔を見つめ、彼女の表情の変化から本当に自分の要求に応じる気があるのかどうかを読み取ろうとした。花媚娘が少し落ち着かなくなったのを見て、彼はようやく悪戯っぽく笑いながら言った。

「義理の妹よ、じゃあ最初の要求はね、君のバストとヒップのサイズを教えてほしいんだ」

花媚娘は先ほど趙柱根が単純な要求を出した時、彼女...