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940話

「あっ…あんっ…」

夏繊繊の身体が揺れるたびに、むっちりとした秘所の柔肉が開閉し、何かを待ち望むように蠢いている。透明な蜜がとろとろと溢れ出し、股の谷間を伝って背筋を流れていく。言葉にできないほどの色気に、趙柱根の欲望は激しく燃え上がった。

「んっ、いい…お兄さん…あなた…趙柱根もう耐えられないわ…」

夏繊繊は潤んだ瞳で切なげに懇願した。しなやかな指先で喬蓮の腕をきつく掴み、抑えきれない感情に全身が桜色に染まっていく。彼女はすでに透明なストッキングに包まれた両脚を持ち上げ、つま先に力を入れて反らせていた。

趙柱根は夏繊繊のゆっくりと揺れる雪のような肌に見入り、思わず彼女の丸みを帯びた豊...