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913話

大きく荒い手のひらが、貝宝児の最も神聖な柔らかな丘を覆い、少しも離れようとはしない。指先は繊細な花弁の上で熟練した律動を続けていた。

谷間から滲み出る清水が、侵入してきた指を濡らす。趙柱根の中指がぴったりと閉じ合わされた二枚の花弁をゆっくりと剥がし、青々とした芳草の下に隠された秘洞へと挿入した。挿入した瞬間、貝宝児の全身が崩れ落ち、激しく反応して白い頭を振り、艶かしい体をくねらせ、思わず桜色の唇から甘い吐息が漏れる。「あっ、んっ、あなた…」

趙柱根の指が湿り気を帯びて開きかけた泉を揉みほぐすにつれ、快感が下半身から貝宝児の全身へと広がっていった。最初はぴったりと閉じていた花弁が、渇望するかの...