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822話

「うわ、こんな大きいの、どうやって入るの!」李漾は極小さな声で呟いた。「怪道で姉さんがこの前、歩き方がおかしかったわけね。考えただけでも怖いわ」

彼女はとっくに趙柱根と姉が関係を持ったことを見抜いていたのだ。そうなれば義母はなおさらだろう。これまで李澜が必死に隠そうとしていたのは、単なる自己欺瞞に過ぎなかったのだ。

「醜い...怖い...」李漾は狰狞な凶器を見て心臓が縮む思いだった。思わず手を伸ばして、ルビーのような亀頭に触れてみる。その刺激に凶器が大きく震え、趙柱根は気持ち良さのあまり声を出しそうになった。

彼女は慌てて手を引っ込め、凶器を押さえながらジッパーを上げようとした。その時、...