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78話

趙柱根は洗面所で体を洗い、部屋に戻ってタバコを取り出して火をつけた。何度か深く吸い込み、自分を落ち着かせようと努めた。

そのとき、ベッドに置いてあった携帯が突然鳴った。趙柱根が手に取って見ると、なんと田芳芳からのメッセージだった。「趙先生、今夜は本当にありがとうございました」

この娘は趙柱根に何度お礼を言ったことか。

趙柱根は素早く返信した。「大したことじゃないよ、気にしないで。到着したなら、きっと助けてくれるだろうし、そんなに礼儀正しくされると、こっちが恥ずかしくなるよ」

「趙先生、時間があったら、ぜひうちに来てください。ちゃんとおもてなしさせてください。そうでないと、どうしても気が...