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707話

「どうして、あなた疲れてるんじゃないかって心配して、少し休ませてあげようと思っただけなんだ」と趙柱根はもごもごと言った。

「疲れてないわ!お父さん、私ぜんぜん疲れてないの!」

李媛媛は強がって言いながらも、体を支え上げようとした瞬間、足に力が入らず、再び趙柱根の上に座り込んでしまった。

「うっ!」

趙柱根と李媛媛は同時に声を上げた。李媛媛が座り込んだ動きで、趙柱根の凶器がさらに深く彼女の体内に入り込み、趙柱根を目眩がするほどの快感が襲った。

だが趙柱根はすぐに首を振った。こんなことに溺れてはいけない。

これは李媛媛なんだ、これ以上間違いを続けるわけにはいかないんだ!

「媛媛、やっぱり降りなさい...