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617話

「臼を挽くように腰を揺らし、下腹部でその豊満な臀部を擦り、蜜壺に埋め込まれた逞しさが花芯に触れるたびに、姜暖は身体を震わせ、何度も許しを請うた。

趙柱根は満足げに暫し擦り続けてから、ようやく前後に腰を動かし始めた。

「あ、ん…」

姜暖は歯を食いしばり、朱唇を固く閉じていたが、ついに我慢できなくなり、攻めの律動に合わせて規則正しく甘い吐息を漏らし始めた。

粘膜の摩擦が激しい音を立て、姜暖から溢れ出る蜜が趙柱根の硬さを濡らし、滑らかにしていく。

「ねぇ、気持ちいい?自分でも動いてみたら?」

美しい蛇のように身をくねらせる妖艶な姿に、趙柱根は悪戯っぽく笑いながら動きを止めた。

空虚感を覚えた姜暖は、...