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607話

二人の体はまだぴったりと密着したままで、趙柱根のすでに雄々しく勃ち上がった砲身は姜暖の柔らかな体に真っ直ぐ押し付けられ、彼女の全身をより一層熱く燃え上がらせていた。

何かわからない衝動に駆られ、趙柱根は姜暖の手を自分の両脚の間にしっかりと押し当てた。

心の準備ができていなかった姜暖は小さく悲鳴を上げ、本能的に手を引こうとしたが、趙柱根にしっかりと元の場所に押さえつけられていた。

「あなた、わたし…」姜暖は小声で囁いたが、何を言おうとしていたのかも自分でわからなかった。

しかし趙柱根はすでに欲火に身を焦がし、何も聞き入れる余裕はなかった。「ほら、触ってみて」

趙柱根は優しく姜暖の腰に腕を回し、彼...