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606話

緊張し混乱した、まるで催眠状態に入ったかのような姜暖は、ぎこちなく赵柱根の指示に従っていた。赵柱根の舌が彼女の口内に全て押し入ってきた。

姜暖の湿り熱い唇は赵柱根の鼻にほぼ触れるほどで、彼女の歯が赵柱根の人中を擦っていた。彼の口と舌は完全に香りと熱と湿り気と粘りに包まれていた。

赵柱根は姜暖の柔らかく繊細な舌先を吸い、歯で軽く噛んだ。姜暖の息遣いは荒くなり、熱い吐息が赵柱根の顔に何度も吹きかけられた。

姜暖の胸は見事で、二つの丘が深い谷間を作り出していた。薄い絹織物を通して、赵柱根は彼女の下着の輪郭と、その中に包まれた豊満で引き締まった双丘を鮮明に感じ取り、その秘密を探りたくなった。

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