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587話

赵柱根の興奮を感じ取り、乔莲も必死に応えた。細い腰を素早く動かし、丸い臀部を彼女にできる限界のスピードで彼の突きに合わせていく。

「あっ、お兄さん…」赵柱根の低い叫び声とともに、乔莲も小さな声を漏らし、二人は同時に絶頂に達した。

この過程は長く感じられるが、実際にはたった十数秒の出来事だった。まさに赵柱根は超速射の記録を作ったようなものだ。

二人が頂点に達した時、小陆はすでに目と鼻の先にいた。乔莲は彼の足音まではっきりと聞こえていた。

赵柱根はすぐに乔莲の両足を放し、自分のズボンを素早く引き上げると、キッチンのドアに向かって足を伸ばして蹴った。

同時に、コンロの上に置かれていた食器の...