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584話

「お兄さん、ダメ、そこ触らないで、上、上だけ触ってて、じゃないと、あとで彼が入ってきたら服を直す時間がなくなっちゃう」

喬蓮は息を荒げながら、趙柱根の彼女の秘所へと伸びる大きな手を押さえた。

趙柱根がそれで諦めるはずもなく、軽く手を振りほどくと喬蓮の小さな手を振り払い、変わらぬ情熱で彼女の太ももの付け根に向かって進攻した。「蓮、安心して。俺にはわきまえがある。唐さんが来たらすぐわかるさ」

「あなたったら、口では彼のこと『お兄さん』って呼んでるくせに、あの人はあなたより年下でしょ。それに、この悪い人、手では人の奥さんを弄んでるんだから」喬蓮は顔を赤らめ、色っぽい目で甘えるように笑った。

彼...