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518話

その日、趙柱根はどこで遊ぼうかと考えていた矢先、思いがけず貝宝児から電話がかかってきた。「趙さん、今時間ある？私の部屋に来てくれない？」

美女からの誘いとあれば、趙柱根に断る理由などあるはずもなく、すぐに承諾した。

銀華ホテルに着くと、すぐに誰かが貝宝児を呼んできた。彼女の足はもうほとんど良くなっているようだった。

「趙さん、私の部屋へ行きましょう」貝宝児は趙柱根に微笑みかけ、彼を部屋の前まで案内して、ドアを開けて中へ入った。「適当に座って。話があるの」

「ああ」趙柱根は言われた通りに腰を下ろした。

彼が何か言う前に、貝宝児が続けた。「趙さん、お願いがあるんだけど、聞いてくれる？」

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