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485話

趙柱根は深い感情を込めた瞳で彼女と見つめ合い、しばらくすると、宝児はようやく大人しく両脚を開いた。彼の胸の内に喜びが湧き上がり、思わず天に向かって叫びたいほど興奮した。

趙柱根の高揚した様子は、貝宝児の目にはっきりと映っていた。彼女の瞳に甘い微笑みが宿り、美しい瞳を再びゆっくりと閉じた。

この感覚は本当に胸が高鳴るほどだった。趙柱根は深く息を吸い込み、肘でゆっくりと体を支え、そっと貝宝児の上に体重をかけていった。

貝宝児は突然目を見開き、瞳には恥じらいの色が満ちていた。彼女は趙柱根をちらりと盗み見ると、再び目を閉じた。

「ふぅ」

趙柱根は喉の奥で低い唸り声を上げた。その絶妙な感触に、彼...