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481話

「大丈夫だよ、もう平気だから、入るよ!」趙柱根はにやにや笑いながら言った。

貝宝児の声は少し震えていた。「うん、あ、あなた入っていいよ!でも、目を閉じて入ってきて」

「わかった」趙柱根は本当に目を閉じたままトイレのドアを押し開けて入った。

「前に歩いて、もっと前、いい、そこで止まって、手を出して、私が引っ張るから、そう、今度は私を支えて、立ち上がるの手伝って」貝宝児は趙柱根の動きを指示した。まるで監督のようだった。

「よし、宝児、腰を掴んだよ、立ち上がるの手伝うね」趙柱根は目を閉じたまま言った。

「うん、あっ、いいよ、立てたわ、ちょっと待って、まだ終わってないことがあるの!」貝宝児は頬を赤らめ...