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437話

まさに彼女の体から溢れ出た透明な液体の香り——花媚娘の身体の中から、本来なら彼女の夫だけが独占できるはずの匂いを嗅げるなんて、赵柱根は自分の武器が急に落ち着かなくなるのを感じていた。

どういうわけか最近、赵柱根は誘惑に弱くなってきているようだ。姜暖が赵柱根に禁欲させようと考えるのも無理はない。

花媚娘はまったく気づいていなかった。先ほど自分が夫と部屋で親密になっていた光景が、義理の姉と赵柱根に完全に見られていたことに。しかも赵柱根の心の中では下心が渦巻いていた。

赵柱根の言葉を聞いて、花媚娘はくすくす笑いながら言った。「柱根さん、そんなこと言わないで。私が田舎娘で田舎に住んでるからって、中医の...