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320話

前を歩くベイポアの豊かな尻が揺れるたびに、趙柱根は思わず喉で唾を飲み込んだ。先ほど彼女の体を撫でた時の感触が脳裏によみがえってくる。

趙柱根の心は波打ち、股間の砲台もわずかに反応し始めていた。まるで彼女の下着の輪郭まで見えるような気がしてならない。

そう思うと、趙柱根の胸の内に衝動が湧き上がってきた。

同時に、ベイポアの体から漂ってくる香りに鼻腔をくすぐられる。もし人目がなければ、とっくに彼女を抱きしめていたかもしれない。

ベイポアが前回と同じ部屋に入るのを見ると、趙柱根は急いで後に続き、ドアを閉めて内側から鍵をかけた。部屋に入るとベイポアはベッドにどかりと腰を下ろし、趙柱根も向かいの椅...