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181話

彼女がどう考えているのか分からないが、趙柱根が彼女の柔らかな体を抱きかけると、うっすらとした意識の彼女は自然と趙柱根の胸に身を預け、心地よい位置を見つけて、薄紅を帯びた美しい顔を趙柱根の胸元にぴったりとつけた。

柔らかくて、良い香りで、気持ちいい。

温かく柔らかで豊満な女性の体を抱き寄せ、趙柱根は思わず心の中で快感を味わった。

自然と、足の力が抜け趙柱根の思うままになっている李媛媛を片手で抱きながら窓際のベッドへ向かい、もう一方の手で李媛媛の細くしなやかな腰を優しく撫でた。

「ゆっくりね、転ばないように」

趙柱根は片手で李媛媛を支え、もう一方の手を彼女の腰に添えていたが、このような親...