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1065話

李四は少し意外な感じがして、自分のクラスのメンバーに守りを固めるよう声をかけた。

一組の選手たちは動きが遅かったが、8秒以内にはこちら側のハーフコートに入ってきた。

ハーフコートに入った後も、彼らはゆっくりとゴールに向かって進んでいった。

歴史クラスの面々は相手がディフェンスの隙を見つけられないのだと思い、皆こっそりと安堵の息をついて、気が緩んでしまった。

ゴールはすぐ目の前にあったが、もちろん、ダンクシュートなど望むべくもない。

許猛はそれを理解していた。そして、思い切りのよいシュート。

見事なクリーンヒットで一点を返した。趙柱根は微笑みながら黙って、コートから拾ったボールをサイドラインにい...