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1056話

温暖は刺激を受け、体が軽く弓なりに反った。

蜜の果実が熟したのを感じ、趙柱根は硬く張り詰めたものをゆっくりと前へ押し進めた。ついに二秒後に中へ滑り込むと、趙柱根は今回すぐに絶頂に達した。それも温暖が初めての高みに登りつめる瞬間と同時だった。その後、趙柱根は力なく温暖の上に覆いかぶさった。

二人が少し疲れを感じ、言葉を交わそうとしたその時、貝宝児が浴室から声を上げた。「お兄さん、電話よ。早く出てきて!」

趙柱根は名残惜しそうに温暖に口づけし、小声で言った。「ちょっと待っていてね」

「電話に出てくれって趙柱根を呼んだんじゃないの?」

趙柱根はここに来て、体は興奮していたものの、頭の中は疑問...