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1013話

趙柱根は軽やかに居間からキッチンへと歩み寄り、あっという間にキッチンの入り口に到着した。

その時、趙柱根は思わず足を止めた。

陽光がキッチンの窓から斜めに差し込んでいる。趙柱根の角度からは、貝宝児の胸元の膨らみを覆う衣服が眩しく輝いているのが見えた。

貝宝児は今、シルクの寝間着を着ているが、このシルクの寝間着はミニスカートのように短いだけでなく、非常に透け感があった。

おそらく貝宝児は趙柱根の前であまり隠す必要がないと感じていたのだろう、今の彼女はシルクの寝間着の下にブラジャーを着けておらず、陽光の中で趙柱根には貝宝児の胸元にある二つの突起した赤い点がはっきりと見えた。

「おっ」

趙柱根は両手...