禁断の情欲

第33話

いつもの金曜日の朝、朝食の後すぐに彼はオフィスへ向かうのだった。タラと私は、ここ数日間ペギーと一緒に彼の実家で過ごしていた。私は彼女のことをよく知るようになり、彼女は彼のお母さんとの付き合い方を手助けしてくれた。昨日まで、タラを預ける時の丁寧な挨拶以上に彼のお母さんと話すことはなかった。もちろん、ペギーはずっとそばにいて、彼女自身がそうすると約束してくれた。ジャスパーは彼女を信頼しているし、私もそうだ。

「大丈夫か？何か考え事をしているように見えるけど」朝食中、タラがクリームスープと一口サイズのトーストに夢中になっている時、ジャスパーが尋ねた。

この男は私のことを本当によく分かっている。私...