禁断の情欲

第19話

気分が良くなって目を覚ますと、もうほぼ正午だった。カマリアからのメッセージには、痛みがマシになったお尻を引きずってオフィスに来いと書かれていた。そのメッセージには、一ヶ月間デスクワークに回されるとも書かれていた。

「デスクワーク？ペイトンがいないのは分かるけど、臨時の人がいるんじゃないの？」ペイトンがどのくらい休むのか、正直ペイトン自身も分からないし、カマリアだって早く戻ってきてほしいと思っているはずだ。

「ええ、臨時の人はいるわ。でもあなたがうろうろするのを防ぐため、私の目の届くところにいてもらった方がいいと思って。ジーンが今朝あなたの状態について報告してくれたから、法務部にも連絡したと...