禁断の情欲

第14話

日曜の夜、私はアパートに帰り着いた。一人きりだった。ジャクリーンは実家に戻っていて、何か家族の緊急事態があると言っていたが、心配しないようにとも言っていた。

時差ボケを感じながら、ジャクリーンに電話をかけることにした。海外での私の大胆な性的冒険について話した。彼女は元気そうで、まるで両親への訪問が計画されていたかのようだった。クラブで人々がする奇妙なことについて話すと、ジャクリーンはくすくす笑いが止まらなかった。

「…マジで、あの街の歴史的な場所や博物館の中で、あのクラブが一番印象に残ってるよ」

「ベンジ、私たちの地域にもそういう場所があるのよ。カレンダーにメモして、来週連れて行くわ」

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