罪深い欲望

第26話

第二十五章：オーストラリアへのゲートウェイ

ルカの視点

「世界最小の大陸にして最大の島、オーストラリア。私の新たな楽園だ。さあ行くぞ」

「旅行マニアだったなんて知らなかったよ」アーノルドは笑いながら、私の太ももを官能的に撫でながら言った。

「なんでそんなに落ち着いてるの？興奮しないの？空気の匂いまで新鮮で純粋なのに」

「まだ飛行機の中だよ」

「そうだけど、もう感じるんだ」

「ここは昔、僕の故郷だったんだ」

「これからもずっとそうだよ」私は彼の手をそっと握りしめながら、降機の準備をした。

「行き先がたくさんあるけど、どこから始めるの？」

「落ち着けよ、エドガー。まず...