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第24話

授業の途中でトイレに行くため、私は席を外した。授業時間中なので、廊下には学生があふれていないが、グラウンドでは何人かが授業活動に取り組んでいる。

廊下を歩きながら、どうしてもチェイスのことが頭から離れなかった。ちっ。また彼のことを考えてしまう。授業終了まであと1時間だが、彼の気配を感じないのは奇跡だ。

たぶん彼は、もうすぐ開催されるスポーツ祭のために水泳の練習で忙しいのだろう。

そうだ。

でも、それって良いニュースじゃない?もうリアムとアシュリーを避ける必要がないなら、彼の助けも必要ないわけだ。

良かった!誰も私を煩わせない。誰も私の一日を台無しにしない。これは素晴らしい。

トイレ...