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第18話

アイリーンがラフティングの旅に出発してから、単調な日々が霞のように過ぎていった。彼女の通信状態が限られているため、私たちのメッセージのやり取りは散発的なものになっていた。私がメッセージや、何時間もかけて計画して作った官能的な写真を送っても、「既読」の表示を見るまでに何時間も、時には丸一日も待たされることがあった。返信のない沈黙の一分一分が私を苦しめ、返信のないメッセージが増えるごとに胃の中の不安は大きくなっていった。

学校の準備をしたり、ネットサーフィンをしたり、二次創作小説に没頭したり、何も集中できない静かな時間には天井を見つめたりして気を紛らわせようとした。でも耐えられなかった。私の思考...