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第62話

ナイト視点

突然、息が詰まった。カイの手が私の尻を揉みしだいている間、目の前の鏡は私の吐息で曇っていた…そして突然、彼は片方の尻に強く手を下ろした。

「あっ!」私は息を飲んだ。「カイ…何を…」

「誰かが、とても悪い子だったようだね?」鏡の中で、カイの唇が悪魔のような笑みを浮かべるのが見えた。「彼が誰のものなのか、しっかり思い出させてあげる時間だ」

「何だよ—」

私は自分は誰のものでもない、おもちゃでも玩具でもないと説教しようとしたが、次の瞬間、カイの手のひらが再び私の尻に当たり…私が言おうとしていたことはすべて忘れ去られた。

「わざとやったんだろう?」カイの声は耳元で信じられない...