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第138章:私はあなたを離れるつもりはない

第百三十八章:君のそばを離れたりしない

ネルソン

僕たちはもう少し寄り添っていたが、やがて彼がそっと僕の顎を手で持ち上げ、優しく顔を寄せると、唇が重なった。優しいキスから始まったそれは、僕が彼をもっと受け入れようと唇をわずかに開くと、すぐに激しさを増した。彼の舌は、はじめは僕の舌の輪郭を優しくなぞっていたが、やがて僕の口内を支配し始めた。彼にまたキスしてもらえるのはとても気持ちがよくて、今回もまた、膝から崩れ落ちそうになるのを抑えられなかった。

「愛してるよ、ベイビー」彼が言うと、胸の奥が温かくてくすぐったいような気持ちになった。

「僕も愛してます、マスター」

「さあ、部屋に戻らない...