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第127話キスの仕方を見てみよう

第百二十七章 キスのお手並み拝見

ネルソン

「顔を上げろ」と、いつだったか、俺を捕らえた男が言った。そしてその野郎は、スマホで写真を撮った。

「いいな」と男は言った。その言葉で俺は凍りついた。

ああ、まずい、また写真か? 前のあれで、まだ懲りないのか? 俺は泣き出しそうになり、不安が一気にこみ上げてくる。

『落ち着け、ベイビー。そのまま続けるんだ。お前は本当にいい子だ、誇らしいよ』ご主人様の声がまた聞こえた。いつものように、この種の称賛は温かい感覚で俺を落ち着かせてくれる。俺は再びうつむき、扱きを再開した。幸い、男が俺の口の中に射精するまで時間はかからなかった。その精液さえ、吐き気がするほ...