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第100話暑かった

第百章 たまらなくそそられた

ネルソン

「ベイビー、夕食には戻らない。好きな時に食べろ。十時に帰宅する。その時は、今朝おまえの机に置いた箱の中身を可愛いアナルに突っ込んで、リビングで準備万端、裸で跪いて待っていろ」

研究に取り組んでいる最中に、そのテキストメッセージを受け取った。言うまでもなく、どんな種類の仕事にも集中するのが俄に難しくなった。三週間前にこの論証の全体構想を掴んで以来、今日の作業はこれで打ち止めだろうな。あらゆる段階の細部に至るまで検討を重ねてきたし、それが正しいことには絶対の自信がある。最近ようやく、専門誌に論文として投稿するために、それを執筆するという最終段階に入った...