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896話

翌日の午後6時30分、怪しげな目つきの男が公園に入ってきた。この公園は昔の採掘場から改造されたもので、環境は良かったが、辺鄙な場所にあるため、訪れる人はめったにいなかった。

この男はハーバートだった。彼は公園に入ったがオードリーの姿が見えなかったので、彼女に電話をかけた。オードリーは電話に出なかったが、メッセージを送り、公園の南西の角にある小さな林で会うように伝えてきた。

「へっ、どんな策略を持ってるか見てやろう」ハーバートは嘲笑いながら、南西へと足を速めた。彼は数日間、その豊満な女性を誘惑しようとしていたが、彼女は動じず、それが彼をひどくイライラさせていた。今夜はどうあっても彼女を思い通...