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864話

「気に入ってもらえて嬉しいわ。私にとっては無駄な努力じゃなかったわね」グレースは自分の服装に満足しているようで、そう言った。彼女は少し残念そうにため息をついて、「残念なのは、これを着られるのが家の中であなたの前だけってことね」

ケビンは義理の母の滑らかなストッキングを纏った脚を撫でながら言った。「義母さん、どうして家の中だけなの?すごく似合ってると思うよ。外に着ていったら、絶対に注目を集めるよ」

「もちろん、それはわかっているわ」グレースはケビンに向かって目を転がし、無力に言った。「でも、私たちの町は小さすぎるのよ。どこにでも知り合いがいるし、私は教師なの。生徒や保護者が私をこんな姿で見...