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728話

アリッサがまだ怒っているのを見て、ケヴィンは笑みを浮かべて言った。「怒らないで。義母は悪気はなかったんだ。ただ、もうこういう状況になってしまったんだから、隠す意味はないと思っただけさ。オープンにした方が、もっと仲良くなれるだろう。それに、三人の方が刺激的じゃないか?」

「刺激的だなんて冗談じゃないわ!言っておくけど、これは一度きりのことよ。今後は考えないでちょうだい」

先ほどの淫らな光景を思い出し、アリッサの顔は赤くなった。ケヴィンと親密な関係になっていたとはいえ、彼女は本来、保守的で控えめな性格だった。以前、ケヴィンを喜ばせるために他の女性と関係を持つことを冗談で言ったことはあったが、...