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665話

午後、ケビンとオードリーは教員寮に到着した。入るなり、彼らはベッドに半ば横たわっているキンバリーを目にした。Tシャツと短パンを着ていて、短パンの下から覗くその長く白い脚は非常に目を引いた。ケビンは驚いた。キンバリーとオードリーが同じ部屋にいるとは思ってもみなかった。

「ケビン、来たのね」キンバリーは立ち上がり、笑顔で言った。「あなたのいとこも私もここに住んでいるわ。これからは夜に私のところに来てもいいのよ。英語の個人指導をしてあげる。どう?」

ケビンはオードリーをちらりと見て、少し苛立ちを感じた。オードリーが一人暮らしだと思っていたのに、キンバリーがいては、オードリーと二人きりになる時間が...