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460話

「ちょっと待って」エリザベスは近くの棚から男性用Tシャツを二枚掴むと、ケヴィンの腕に押し込んで言った。「ケヴィン、これはあなたが初めて来たからの、叔母さんからの小さなプレゼントよ」

Tシャツを手に持ったケヴィンは、受け取るべきかどうか迷っていた。結局のところ、彼はさっきエリザベスと関係を持ち、彼女を利用したばかりなのに、今度は彼女からプレゼントをもらうなんて、少し恥ずかしく感じた。

「ケヴィン、叔母さんがあげるって言うなら、素直に受け取ればいいのよ」ユーニスは笑顔で言った。「叔母さんも私も、あなたに感謝してるの」

「ああ、ありがとう」ケヴィンは渋々Tシャツを受け取り、エリザベスを見て言...