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405話

私たち三人はしばらく歩いて、前方に吊り橋を見つけた。橋の前には血で書かれた三つの文字があった。橋のそばでは、老婆が大きな鍋からスープをすくっていた。それがいわゆる孟婆だろう。

最初の衝撃の後、私たちはもはや怖がることもなくなった。実際、少し面白いとさえ感じた。ナオミが最初に橋に足を踏み入れ、揺れる橋の上を向こう側に向かって歩き始めた。ヴァネッサとケビンが後に続いた。

しかし、橋を渡るのは想像以上に難しかった。特に人が多いと橋の揺れが大きくなる。ヴァネッサとケビンは立ち止まり、ナオミが先に渡り終えるのを待つしかなかった。だがナオミの動きはとても遅く、まるでカタツムリのようにほんの少しずつし...