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204話

ヴァネッサの懐疑的な表情を見て、ケビンはため息をつき、言った。「嘘じゃないよ。いとこは美人だけど、所詮いとこだよ。それに、彼女は僕のことを弟みたいにしか見てないんだ。仮に僕が彼女に気持ちがあったとしても、どうすることもできないよ」

ケビンの言葉はほぼ本当だった。オードリーとの関係は進展し、昨日の午後には彼女の太ももの間で射精までしたものの、彼女がまだ完全に心を開いていないことは分かっていた。彼女はフェラチオさえしてくれず、ましてやセックスなど論外だった。

ヴァネッサはオードリーをよく知っていたため、もし彼女が簡単に影響されるタイプなら、クエンティンが彼女を落としていただろうと理解していた...