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第1716章

「熱っ！」

ケビンはケバブを数本掴むと、勢いよく一本を口に放り込んで叫んだ。だが、舌を焼くような熱さに、思わず冷たい空気を求めて息を呑む。

「ゆっくり食えよ、口の中を火傷するぞ」と中年男性が笑った。「見覚えがある顔だな、前に会ったことあるかい？」

「もちろんですよ。子供の頃からおじさんのケバブを食べてますから」ケビンはにやりと笑った。「俺はドーンリッジ側に住んでるんです。昔は自転車を押して売ってましたよね。他の連中が偽物の肉を使ってる中、おじさんだけは本物の肉にこだわってた。みんなに馬鹿だって言われてたけど、結局、みんな店を畳んで、続けたのはおじさんだけだった」

「まあな、俺には大した...