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第1707章

「ああ! アルバート、吸うのをやめて! 離して!」エロディは気が狂いそうだった。彼女は非常に保守的な女性で、学校でも家でも、常に品行方正に振る舞ってきた。極めて親しい相手とでさえ、冗談を言うことすらない。夫との夜の営みに至っては、それは彼女にとって義務でしかなく、ただ横になって夫のリードを待ち、どんな刺激的な行為も恥ずかしすぎると言って拒絶してきた。

だが、アルバートとのあの夜以来、彼女の人生は根底から覆されてしまった。恐怖、怯え、緊張、抵抗、そして混乱。

彼女の心の中で、セックスとは常に汚らわしく、罪深いものであり、邪な言葉に満ちていた。夫との性交に関しては、妻としての義務を果たすためだ...