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第1691章

もしこれがケビンか、他の男だったら、若くてセクシーないとこがバスルームでシャワーを浴びていれば、覗き見したいという誘惑に駆られたことだろう。

だが、エイベルは違った。彼は実直で真面目な少年で、女の子と手をつないだことすらない。ましてや、そんなよこしまな考えを抱いたことなど一度もなかった。彼はただソファに座り、ひっきりなしに水を飲んでいた。膀胱はパンパンで、トイレに行きたかったが、オードリーが入っているため、足を固く組んで必死に我慢するしかなかった。

しばらくして、バスルームのドアが開き、足音が響いた。エイベルが顔を上げると、オードリーがタオルで髪を拭きながら出てくるところだった。彼女は薄...