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第1661章

オードリーはケビンの熱が自分を満たしていくのを感じ、甘い喘ぎ声を漏らしたが、すぐに唇を噛んで声を押し殺した。

「なんの音だ？」

ドアの前に立っていたエイベルは、最近のオードリーとの出来事を考え込んでいた。ふと、教室から猫の鳴き声のような音が聞こえてきた。彼はドアに耳を押し当てる。「本当に泥棒か？　警察を呼ぶべきか？」

彼の言葉に、教室の中にいた二人は緊張した。

「おいおい、神経質になるなよ。教室から盗むものなんてあるか？」ケビンが答えた。「鳥か、迷い込んだ野良猫かなんかだろ」

エイベルは少し気まずくなった。オードリーのことが頭に浮かんでからというもの、思考がぼんやりしていた。まさか自...