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第1624章

ローラは舞台の中央に立ち、その細い姿で優雅にヴァイオリンを構えていた。旋律豊かな音楽が、流れる水のように講堂に響き渡り、あれほど騒がしかった聴衆を次第に静まらせていく。誰もがその美しいメロディに心を奪われ、調和のとれた自然な雰囲気が生まれていた。

「ローラ……僕のローラ……」

講堂の片隅で、エイモスは帽子を目深にかぶり、舞台上の少女のすらりとした姿を見つめていた。彼女の精緻でこの世のものならぬ美しさ、柔らかく愛らしい髪、細い腰、長い脚、そして形の良い臀部、そのすべてがたまらなく魅力的で、彼の内に強い独占欲と肉体的な反応を掻き立てた。

エイモスは周囲を見回し、全員が舞台に集中しているのを確...