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チャプター 1607

ゼラは思わず身をよじり、息を弾ませた。痺れるような快感が、潮のように彼女を洗い流していく。それでも、彼女は唇を噛みしめ、声を上げて喘ぐのをこらえた。オードリーと同じように、彼女は古風な女性で、セックスの最中は常に控えめで、激しい欲情を見せることを良しとせず、それをあまりにも恥ずかしく、みだらなことだと感じていた。

「や、アルフィ、やめて!」ゼラの呼吸は速くなった。アルフィのからかうような指先の下で、彼女の優雅な態度は消え失せていた。下半身が痙攣し、腰が揺れ、興奮が溢れ出すままに、太腿がアルフィの手を固く締め付けた。

「気持ちいいかい、ベイビー?」アルフィはゼラの恥じらうような抵抗に心を奪わ...