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1264話

「電話は誰だったんだ?」バイロンは眉をひそめ、寝室に戻ってきたグレースに尋ねた。「ずいぶん長かったな」

「アリッサよ」グレースはベッドに身を伸ばして横たわりながら言った。彼女の声はややこもりながら続いた。「最近流行っている何かのネズミ講について警告してくれたの。気をつけるようにって」

「ああ、そういうのは本当に注意しないとな」バイロンはイライラした様子で同意した。「あの詐欺師どもは最低だ。政府も何もしてくれやしない」

「まあ、政府の誰かが関わっているんでしょうね」グレースは猫のように身を伸ばしながらつぶやいた。薄い寝間着が上にずれ上がり、彼女の曲線美が露わになった。黒いレースのパンティー...