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1053話

「さあ、戻りなさい。そしてこれからは気をつけるように」とローラはアルバートを見て、以前より明らかに柔らかい口調で手を振って追い払うようなジェスチャーをした。

「さようなら、ローラ先生」アルバートは自分の耳を疑った。ローラが単純に彼を行かせるなんて。もしかして彼女の良心が働いたのだろうか？急いで退散し、管理教育室を出ると、背中に冷や汗が流れていた。そのとき初めて彼は安堵感を覚えた。先ほどの出来事を振り返り、誇りがこみ上げてきた—あの魔女の豊満な尻を抱きながら絶頂を迎え、それでも無傷で立ち去ることができるなんて、サンセットバレー高校で彼の右に出る者はいないだろう。

「アルバート、なんでそんなに...