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41話

【ロスコの視点】

デナリの瞳を見下ろすと、その中に芽生え始めた欲望と渇望が見える。思わず誇らしい気持ちが湧いてくる。

「俺のお姫様」と私は囁き、彼女の唇に自分の唇を押し当てながら、彼女の体側に手を滑らせる。すると興奮の小さな声が彼女から漏れる。「全部俺のものだ」

「んんっ」

彼女は溜息をつきながら目を閉じ、腰をくねらせる。キスや愛撫だけでなく、もっと先に進むよう誘っている。

にやりと笑いながら、もう一度彼女の唇にキスをして、それから彼女の体を下へと降りていく。途中、彼女の乳首を口に含み、舐めたり軽く噛んだりするためだけに少し立ち止まる。私が攻めを続けると、デナリの口から柔らかな喘ぎ声...