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271話

【マーベリックの視点】

私の舌がセレニティのクリトリスを滑り、そこに残った蜜を舐め取り、そしてその動きを何度も何度も繰り返す。彼女は僕を完全に狂わせる甘い声を漏らしている。誰が思っただろうか、僕がこんなにも彼女の声、彼女の味、僕が彼女を気持ちよくさせる時の身体の震え、そして僕たちの間に流れるエネルギーを渇望するようになるとは。これは僕の知っている何物とも違っていた。狩りや戦いの喜びでさえ、こんなに生きている実感を与えてはくれなかった。

「マーベリック」と彼女は囁き、僕を我に返らせる。「私、もう...」

「イってくれ、セレニティ」と僕は呟き、舌を彼女の中心へと押し込む。「君の味を僕の唇と...