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98話

私は服を脱ぎ、シフトする。コーラが主導権を握る時のあの馴染みのある感覚。彼女は部屋から私たちをフェイズアウトさせ、直接トレバーの元へ移動させる。リアムが立ち上がって私たちに近づき、彼女を撫で始める。「触らずにはいられない、とても柔らかいから」と彼は言う。コーラは彼に鼻を寄せる。トレバーも彼女を撫で、次にダッチとマッキーが彼女を撫でに来る。「うわ、本当に柔らかい。今まで触ったどんなものよりも柔らかいし、赤い狼なんて見たことなかった」とダッチが言う。マッキーは同意して頷く。「どうやって閉まった部屋から出てきたの?」とジェームズが尋ねる。『フェイズしたの』と彼女は答える。「パパがよくやっていたみたい...